この記事でわかること
- as〜as で「AはBと同じくらい〜だ」を表す方法
- as と as の間の形容詞は変化させない理由
- as bigger as のよくある形容詞変化ミスを防ぐ方法
- not as〜as で「〜ほどではない」を表す作り方
- 比較級・最上級・as〜as の3パターンの使い分け
as〜as とは?
比較級(-er / more)は「AはBより〜だ」と差がある場合に使いますが、「AはBと同じくらい〜だ」と伝えたいときは as〜as を使います。
as + 形容詞 / 副詞(原形のまま)+ as + 比べる相手
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| This bag is as big as that one. | このバッグはあれと同じくらい大きい。 |
| This bag is as expensive as that one. | このバッグはあれと同じくらい高い。 |
| She runs as fast as he does. | 彼女は彼と同じくらい速く走る。 |
※ “She runs as fast as he does.” の does は “he runs” の繰り返しを避けた形です。”he runs” をそのまま書いても意味は通じますが、does でまとめるのが自然な英語表現で、会話でもよく使われます。
【最重要ポイント】as と as の間の形容詞・副詞は原形のまま
as〜as で一番多いミスが、as と as の間の形容詞(または副詞)を変化させてしまうことです。
as〜as は「同じくらい」を表すため、比較級(-er / more)にする必要はありません。形容詞・副詞は原形のままにします。
✅ 正しい:as big as(big のまま)
❌ 間違い:as bigger as(比較級になってしまっている)
✅ 正しい:as expensive as(expensive のまま)
❌ 間違い:as more expensive as(more をつける必要なし)
| 形容詞・副詞 | ✅ as〜as の形 | ❌ よくある間違い |
|---|---|---|
| big | as big as | as ~~bigger~~ as |
| tall | as tall as | as ~~taller~~ as |
| expensive | as expensive as | as ~~more expensive~~ as |
| new | as new as | as ~~newer~~ as |
not as〜as:「〜ほど〜ではない」
as〜as を否定形にすると、「AはBほど〜ではない(BのほうがAより〜)」という意味になります。
A is not as + 形容詞/副詞(原形)+ as B → AはBほど〜ではない(B > A)
| 例文 | 日本語 | 意味のポイント |
|---|---|---|
| This bag is not as expensive as that one. | このバッグはあれほど高くない。 | あれの方が高い(B > A) |
| He is not as tall as his brother. | 彼はお兄さんほど背が高くない。 | お兄さんの方が高い(B > A) |
not as〜as は「AとBのどちらが〜か」の大小関係(どっちが上か)が逆になるため注意が必要です。
「A is not as big as B.」は「AはBほど大きくない」→「BのほうがAより大きい」という意味になります。
【よくあるミス】not as〜as の方向を読み間違える
✅ A is not as big as B. → B の方が大きい
❌ 「A の方が大きい」と読んでしまう
not as〜as が出てきたら「後ろ(B)の方が〜」と意識することで読み間違えを防げます。
また、not as〜as は比較級に言い換えることができます。
A is not as big as B. = B is bigger than A.
この言い換えをセットで覚えておくと、意味の方向を確認するときに役立ちます。
比較級・最上級・as〜as の3パターン整理
ここまでの Unit 12 で学んだ3つの比較表現を整理します。
| 表現 | 意味 | キーワード | 例文 |
|---|---|---|---|
| 比較級(-er / more) | AはBより〜だ | than | bigger than |
| 最上級(-est / most) | グループの中で一番〜だ | the・in / of | the biggest in the class |
| as〜as | AはBと同じくらい〜だ | as〜as | as big as |
| not as〜as | AはBほど〜ではない | not as〜as | not as big as |
使い分けの判断軸:
- 「差がある(〜より)」→ 比較級 + than
- 「一番(グループで最も)」→ 最上級 + the + in / of
- 「同じくらい」→ as〜as
- 「〜ほどではない」→ not as〜as
as〜as の使い方:判断フロー
ステップ① 「同じくらい」か「差がある」かを確認する
→ 同じくらい → as + 形容詞/副詞(原形)+ as
→ 差がある → 比較級(-er / more)+ than
→ 一番 → 最上級(the -est / most)+ in / of
ステップ② 「〜ほどではない」の場合は not を as の前に置く
→ not as + 形容詞/副詞(原形)+ as(B の方が〜)
ステップ③ as と as の間の形容詞・副詞の形を確認する
→ 原形のまま(-er・more はつけない)
例題:日本語に合う英文を選ぼう
「このテストはあのテストほど難しくない。」
- ① This test is not as difficult as that one.
- ② This test is not as more difficult as that one.
- ③ This test is not as difficulter as that one.
→ not as〜as の形を使います。as と as の間の形容詞は原形のまま(difficult)です。
→ 正解:① This test is not as difficult as that one.
まとめ
- as + 形容詞/副詞(原形)+ as で「AはBと同じくらい〜だ」を表します
- as と as の間の形容詞・副詞は原形のまま(as bigger as・as more expensive as はNG)
- not as + 形容詞/副詞 + as で「AはBほど〜ではない(B > A)」を表します
- not as〜as は「後ろ(B)の方が〜」という方向に注意しましょう
補足:not so〜as という表現について
英語には not so〜as という形もあります。意味は not as〜as とほぼ同じ(「〜ほどではない」)ですが、現代英語では not as〜as の方が一般的に使われます。中学のテストでは not as〜as の形を基本として覚えておけば問題ありません。
読んで終わりにしないで!
as〜as は形の上ではシンプルですが、「as bigger as のような形容詞変化ミス」「not as〜as の意味の方向を読み間違える」という2つのミスがテストで頻繁に見られます。読んで理解できても、実際に問題を解いてみないと本番では出てきません。
NEXELIA は、スライドで理解してすぐ演習で定着させられる中学英語の学習サービスです。「as〜as の形容詞の形」「not as〜as の意味の方向」「比較級・最上級・as〜as の使い分け」など実際のテスト形式の問題で段階的に身につけられます。
暗記じゃなく「as〜asは同じくらいを表すから形容詞を変化させる必要がない」という仕組みから理解するので、初めて見る形容詞でも迷わず正しい形が使えるようになります。

