この記事でわかること
- can を使った疑問文の作り方(Can を文頭に出すだけ)
- Yes / No の答え方(Yes, I can. / No, I can’t.)
- 固有名詞より代名詞で答える方が自然な理由(Ken → he に変える)
- 「Can I〜?」が許可を求める表現になる使い方
- can の肯定文・否定文・疑問文の全体像
can の疑問文はどうやって作る?
レッスン1・2で「主語 + can + 動詞の原形」(肯定文)と「主語 + can’t + 動詞の原形」(否定文)を学んだ。疑問文の作り方もやはりシンプルだ。
can を文頭に出して ? をつけるだけ。
You can swim. → Can you swim?
語順はこうなる。
Can + 主語 + 動詞の原形 + ?
be動詞の疑問文(Is she〜? / Are you〜?)と同じ発想で、助動詞の can を先頭に引っ張り出すだけだ。動詞は原形のまま変わらない。
答え方:Yes, 〜 can. / No, 〜 can’t.
Can〜? と聞かれたら、can を使って答える。動詞を繰り返す必要はない。
| 質問 | 肯定の答え | 否定の答え |
|---|---|---|
| Can you swim? | Yes, I can. | No, I can’t. |
| Can she play tennis? | Yes, she can. | No, she can’t. |
答えのパターンは「Yes, 〜 can.」か「No, 〜 can’t.」の2つだけ。Do / Does で聞かれたときに do / does で答えるのと同じ仕組みだ。
【よくあるミス①】Yes / No を正しく使い分ける
答えるときは、Yes(できる)と No(できない)を正しく対応させる必要がある。
✅ 正しい:Can she cook? → Yes, she can.(できるなら can) ❌ 間違い:Can she cook? → Yes, she can’t.(Yes なのに can’t は矛盾)
✅ 正しい:Can she cook? → No, she can’t.(できないなら can’t) ❌ 間違い:Can she cook? → No, she can.(No なのに can も矛盾)
「Yes → can」「No → can’t」がセットだ。どちらかが逆になっていないか、答えを書いたら必ず確認する習慣をつけよう。
【よくあるミス②】固有名詞より代名詞で答える方が自然
固有名詞(人の名前)が主語のとき、そのまま名前を繰り返して答えるケースがある。
- Can Ken run fast? → Yes, Ken can.(文法的には誤りではないが不自然)
- Can Ken run fast? → Yes, he can.(自然な英語)
文法的な誤りではないが、英語では固有名詞を繰り返さず代名詞(he / she / they など)に置き換えて答えるのが自然だ。テストでも代名詞で答える方が無難なので、「Ken は男性だから he」「Yuki は女性だから she」というように変換する癖をつけよう。
実際の疑問文の例
- Can your brother play soccer?(あなたのお兄さんはサッカーができますか?)
- Can they speak English?(彼らは英語を話すことができますか?)
- Can Yuki swim? → No, she can’t.(ユキは泳げますか? → いいえ、できません。)
【発展】「Can I〜?」は許可を求める表現
Can は能力(〜できる)を表すだけでなく、相手に許可を求めるときにも使う。
- Can I use your pen?(あなたのペンを使ってもいいですか?)
「Can I〜?」の形で「〜してもいいですか?」という意味になる。中学英語では、この許可を求める使い方もよく出てくるので合わせて覚えておこう。
can の全体像:3パターンまとめ
ここでレッスン1〜3の内容をまとめて整理する。
| 種類 | 語順 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定文 | 主語 + can + 動詞の原形 | She can play the piano. |
| 否定文 | 主語 + can’t + 動詞の原形 | She can’t play the piano. |
| 疑問文 | Can + 主語 + 動詞の原形 + ? | Can she play the piano? |
どのパターンでも動詞は必ず原形、そして can / can’t の形は主語によって変わらない。この2点が can を使う文の共通ルールだ。
can の疑問文を作る3ステップ
ステップ① can を文頭に出す → 主語の前に Can を置く
ステップ② 主語・動詞の原形・? を続ける → 動詞に -s や -ed はつけない
ステップ③ 答えるときは代名詞を使う → 固有名詞(人の名前)は he / she などに置き換える
例題:「田中さんはギターを弾くことができますか?」を英語にして、答えも作ると?
- ① Can を文頭に → Can Mr. Tanaka〜?
- ② 動詞は play(原形)
- ③ 答えるときは he に置き換える
→ 質問:Can Mr. Tanaka play the guitar? → 答え:Yes, he can. / No, he can’t.
まとめ
- 疑問文 → Can + 主語 + 動詞の原形 + ?(Can を文頭に出すだけ)
- 答え方 → Yes, 〜 can. / No, 〜 can’t.(動詞は繰り返さない)
- 固有名詞より代名詞が自然 → 「Yes, Ken can.」より「Yes, he can.」の方が自然な英語
- 「Can I〜?」 → 許可を求める表現(〜してもいいですか?)
- 動詞は常に原形 — 疑問文でも -s はつけない
読んで終わりにしないで!
Can you〜? の作り方はシンプルだが、「固有名詞をそのまま答えに使ってしまう」「Yes / No を逆にしてしまう」といったミスは問題を解くまで気づきにくい。頭で理解したあと、実際に問題で確かめることが大切だ。
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暗記じゃなく「Can を先頭に出す理由」と「答え方の仕組み」を理解するから、Will you〜? や Could you〜? など他の助動詞の疑問文が出てきても同じ感覚で対応できるようになる。

