この記事でわかること
- have to の意味と基本の使い方
- 主語が he / she / it のときに has to に変わる理由
- 「has to practices」がなぜ間違いなのか
- have to と has to、どちらを使えばよいかの判断ステップ
【クイズ】まずこれを考えてみよう!
次の2文のうち、正しいのはどちらでしょう?
- ① She has to practices piano every day.
- ② She has to practice piano every day.
答えは記事の中で説明します。考えながら読んでみてください!
have to とは?
「やらなければいけないことがある」「ルールや状況上、しなければならない」という場面で使う表現です。
have to + 動詞の原形 =「〜しなければならない」
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| I have to do my homework. | 私は宿題をしなければならない。 |
| We have to wear a uniform at school. | 学校では制服を着なければならない。 |
なぜ動詞の原形を使うのか?
英語では to のあとには動詞の原形を置くルールがあります。to go(行くこと)や to eat(食べること)と同じで、have to の to のあとも原形です。have to 特有の特別なルールではなく、to の基本的なはたらきと同じです。
主語が he / she / it のときは has to になる
have to は、主語が he / she / it(三人称単数) のときに has to に変わります。
これは三単現のルール(he / she / it のとき動詞に s をつける)が have にも適用されるためです。
I / You / We / They → have to
He / She / It → has to(⚠ 要注意!)
| 例文 | 日本語 |
|---|---|
| She has to practice piano every day. | 彼女は毎日ピアノを練習しなければならない。 |
| He has to go to the hospital. | 彼は病院に行かなければならない。 |
【クイズの答え】
冒頭のクイズの答えは ② She has to practice piano every day. です。
① の practices は三単現形ですが、has to のあとの動詞は 原形のまま でなければなりません。has がすでに三単現の役割を担っているので、続く動詞をさらに変化させる必要はないのです。
【よくあるミス①】has to のあとに s をつけてしまう
✅ 正しい:She has to practice piano.
❌ 間違い:She has to practices piano.(practices は三単現形)
has で三単現を表しているので、そのあとの動詞に s をつけてしまうと「三単現を2回使っている」状態になります。has to のあとは 常に動詞の原形です。
【よくあるミス②】he / she のときも have to のままにしてしまう
✅ 正しい:He has to go to the hospital.
❌ 間違い:He have to go to the hospital.(have のまま)
主語が he / she / it のときは have → has に変えるのを忘れないようにしましょう。穴埋め問題でも頻繁に問われるポイントです。
have to / has to の使い方:判断ステップ
ステップ① 主語を確認する
→ I / You / We / They なら → have to
→ He / She / It なら → has to
ステップ② have to / has to のあとの動詞の形を確認する
→ 主語に関係なく 動詞は原形(s・ed はつけない)
例題:( )に入る正しい形を選ぼう
「彼は毎朝早く起きなければならない。」
- ① He have to get up early every morning.
- ② He has to gets up early every morning.
- ③ He has to get up early every morning.
主語が He なので have → has に変わります。has to のあとは原形なので gets は使いません。
→ 正解:③ He has to get up early every morning.
まとめ
- have to + 動詞の原形 で「〜しなければならない」を表す
toのあとは原形というルールと同じ理由で、have to のあとも必ず原形- 主語が he / she / it のときは have → has に変わる(三単現のルール)
- has to のあとも動詞は原形(has がすでに三単現の役割を果たしているため s は不要)
次の記事では、have to の否定文(don’t have to)と must not の違いを解説します。「しなくていい」と「してはいけない」は意味がまったく違うので、ぜひ確認してみてください。
理解できた?次は問題を解いてみよう!
have to のルール自体はシンプルですが、「he / she のときに has to への変化を忘れる」「has to のあとに s をつけてしまう」という2つのミスが重なりやすく、テストで確実に落としやすいポイントです。読んで理解できても、実際に問題を解いてみないと本番では使えません。
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暗記じゃなく「to のあとは原形」「has が三単現の役割を担うから動詞は変えなくてよい」という理由から理解するので、初めて見る文でも正確に判断できるようになります。

