この記事でわかること
- 命令文とは何か・普通の文との違い
- 命令文の作り方(You を省いて動詞の原形で始める)
- be動詞の命令文は「Be + 形容詞」になる理由
- 「Be quiet.」と「Is quiet.」の違い
- 命令文でよく使われる表現の例
命令文とは何か(多くの人がここでつまずく)
これまでの英語の文はほぼすべて主語(You / He / She など)から始まっていた。命令文はその主語を省いて、動詞の原形で文を始める特別な形だ。
命令文 = You を省いて、動詞の原形で文を始める。
命令文は「〜しなさい」という強い命令だけでなく、「〜してね」という指示・依頼・注意にも使われる。場面によってトーンは変わるが、形は同じだ。
普通の文と命令文を比べると違いがよくわかる。
| 種類 | 英文 | 意味 |
|---|---|---|
| 普通の文 | You open the window. | あなたは窓を開けます。 |
| 命令文 | Open the window. | 窓を開けなさい。 |
You open〜 の You を省いて、動詞の Open だけで文を始める。それだけで「〜しなさい」という命令・指示の意味になる。
命令文の作り方
公式はシンプルだ。
動詞の原形 + 残りの言葉 …
例文:
- Sit down.(座りなさい。)
- Close your book.(本を閉じなさい。)
- Wash your hands.(手を洗いなさい。)
どの文も動詞の原形(Sit / Close / Wash)で始まっている。主語がない分、文がシンプルで短くなる。
【重要】be動詞の命令文は「Be + 形容詞」
一般動詞の命令文は「動詞の原形で始める」だけでOKだが、be動詞の命令文には注意が必要だ。
be動詞の命令文では am / is / are は使わない。かわりに Be を使う。
✅ 正しい:Be quiet.(静かにしなさい。) ❌ 間違い:Is quiet.(is は命令文に使えない)
✅ 正しい:Be careful.(気をつけなさい。) ❌ 間違い:Are careful.(are も命令文に使えない)
am・is・are はどれも「現在の状態を表す」be動詞だが、命令文では動詞の原形にあたる Be を使う。Be には「(その状態を)作る・保つ」というイメージがあり、「Be + 形容詞」の形で「〜の状態でいなさい」という意味になる。
【よくあるミス】「Is quiet.」「Are careful.」はNG
be動詞の命令文を作るとき、つい am / is / are をそのまま使ってしまうミスが起きやすい。
✅ 正しい:Be quiet. ❌ 間違い:Is quiet. / Are quiet.
be動詞には am・is・are・be という複数の形があるが、命令文で使えるのは原形の Be だけだ。「命令文は原形で始める」というルールに Be も含まれていると覚えよう。
命令文でよく使われる表現
| 命令文 | 意味 |
|---|---|
| Open the window. | 窓を開けなさい。 |
| Close your book. | 本を閉じなさい。 |
| Sit down. | 座りなさい。 |
| Wash your hands. | 手を洗いなさい。 |
| Be quiet. | 静かにしなさい。 |
| Be careful. | 気をつけなさい。 |
日常生活や学校の場面でよく使われる表現ばかりだ。英語の授業でも先生が使う表現が多いので、耳で聞いて自然に覚えられるものも多い。
命令文を作る2ステップ
ステップ① 動詞が一般動詞か be動詞かを確認する → 一般動詞なら原形で始める、be動詞なら Be で始める
ステップ② 動詞の原形(または Be)+ 残りの言葉を続ける → 主語(You)は書かない
例題:「あなたは親切です。」を命令文にすると?
- ① be動詞の文(You are kind.)→ Be を使う
- ② Be + kind で完成
→ 正解:Be kind.(親切にしなさい。)
まとめ
- 命令文 → You を省いて動詞の原形で始める
- 一般動詞 → Open / Sit / Wash など原形でそのまま始める
- be動詞 → am / is / are は使わず、必ず Be を使う
- 「Be + 形容詞」 → Be quiet. / Be careful. が典型
次のレッスンでは「Don’t〜」を使った否定の命令文(〜してはいけません)を学ぶ。同じ「命令文」の仕組みが否定にも応用できる。
読んで終わりにしないで!
「be動詞の命令文で Is quiet. と書いてしまう」「動詞を原形に戻し忘れる」といったミスは問題を解く中でよく起きる。理解→演習の流れで確実に定着させよう。
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暗記じゃなく「You を省いて原形で始める仕組み」を理解するから、Don’t〜(否定命令文)やPlease〜(丁寧な命令文)が出てきても迷わず対応できるようになる。

