この記事でわかること
- was と were の違い・どの主語にどちらを使うか
- am・is・are がなぜ was・were に変わるのか
- 否定文の作り方(wasn’t / weren’t)
- 疑問文の語順と正しい答え方
- 「Were you〜?」への答えが「Yes, I was.」になる理由
be動詞の過去形とは?
Unit 1 で学んだ am・is・are(be動詞の現在形)は、「今の状態」を表す言葉だった。
では「昨日」「先週」など過去の状態を伝えたいときはどうする?
be動詞は過去の話になると、形が was・were に変わる。
たとえばこういう変化が起きる。
| 現在形(今) | 過去形(過去) |
|---|---|
| I am happy. | I was happy yesterday. |
| They are busy. | They were busy last week. |
「今うれしい」→「昨日うれしかった」というように、be動詞の形を変えるだけで時間軸が過去に移動する。これが be動詞の過去形の基本的な役割だ。
was と were の使い分け:主語で決まる
was と were のどちらを使うかは、主語(だれが)によって決まる。現在形の am・is・are と対応している。
am・is の過去形 → was (I / He / She / It / 単数の名前)
are の過去形 → were (You / We / They / 複数の名前)
| 主語 | 現在形 | 過去形 |
|---|---|---|
| I | am | was |
| He / She / It | is | was |
| You | are | were |
| We / They | are | were |
例文で確認:
- She was a student last year.(彼女は去年、生徒だった。)
- We were at the park yesterday.(私たちは昨日、公園にいた。)
【よくあるミス①】「You was」はNG
You は1人に話しかけているときでも、英語では were を使う。
✅ 正しい:You were kind.(あなたは親切だった。) ❌ 間違い:You was kind.(You には was を使わない)
You は英語の文法上 are のグループに属しているため、過去形も were になる。「1人に話しかけているから was じゃないの?」と感じるのはよくある誤解なので注意しよう。
否定文の作り方:was / were のあとに not をつける
否定文は、was・were の直後に not を置くだけ。語順はシンプルだ。
主語 + was / were + not + 〜
短縮形を使うのが自然な英語。
- was not → wasn’t
- were not → weren’t
例文:
- I wasn’t tired.(私は疲れていなかった。)
- They weren’t late.(彼らは遅刻しなかった。)
現在形の isn’t / aren’t と全く同じ仕組みなので、Unit 1 の否定文が理解できていれば迷わないはずだ。
疑問文の作り方:Was / Were を文頭に出す
疑問文は、was・were を文の先頭に持ってくる。現在形で is や are を先頭に出すのと同じ操作だ。
Was / Were + 主語 + 〜 ?
例文と答え方:
- Was he at home yesterday?(彼は昨日、家にいましたか?)
- ✅ Yes, he was. / No, he wasn’t.
- Were you busy last week?(先週、忙しかったですか?)
- ✅ Yes, I was. / No, I wasn’t.
【よくあるミス②】「Were you〜?」への答えに were を使わない
Were you〜? と聞かれると、つられて「Yes, I were.」と答えてしまいがちだが、これは間違いだ。
✅ 正しい:Yes, I was. ❌ 間違い:Yes, I were.
答えの主語が I になった時点で、be動詞は was に戻る。「Were you」と聞かれた場合でも、返事では「I was」の形を使う。
be動詞の過去形を判断する3ステップ
ステップ① 主語を確認する → I / He / She / It(単数)か、You / We / They(複数)か?
ステップ② be動詞を選ぶ → 単数なら was、複数(または You)なら were
ステップ③ 肯定文・否定文・疑問文に対応する → 否定なら not を後ろに、疑問文なら文頭に出す
例題:「彼女は昨日、学校にいましたか?」を英語にすると?
- ① 主語は she → 単数グループ
- ② was を使う
- ③ 疑問文 → Was を文頭に
→ 正解:Was she at school yesterday?
まとめ
- am・is の過去形 → was(I / He / She / It)
- are の過去形 → were(You / We / They)
- 否定文 → was / were のあとに not(wasn’t / weren’t)
- 疑問文 → Was / Were を文頭に出す
- 「You was」は NG → You には常に were を使う
- 「Were you〜?」への答え → Yes, I was.(were にしない!)
読んで終わりにしないで!
was と were の使い分けは、表を見れば「なんとなくわかった」と感じやすい。しかし実際に問題を解くと、「You was」「Yes, I were.」のようなミスが思ったより出やすい。
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暗記じゃなく「主語で判断する」仕組みを理解するから、初めて見る文や長文でも迷わず対応できるようになる。

