この記事でわかること
- What と Who の違い(もの・こと vs 人)
- 「答えに何がくるか」で選ぶ判断軸
- What / Who を使った疑問文の語順
- be動詞・一般動詞それぞれでの作り方
- Who が主語になる場合と目的語になる場合で語順が変わる理由
What と Who、何が違う?
英語で「何?」「誰?」と聞きたいとき、どちらを使うか迷うことがある。判断のコツはシンプルだ。
答えに「もの・こと」がくるなら What、「人」がくるなら Who。
| 疑問詞 | 意味 | 答えにくるもの |
|---|---|---|
| What | 何? | もの・こと・情報 |
| Who | 誰? | 人 |
たとえば「これは何ですか?」と聞けば答えは「キウイです」のようなものになる → What。「あの人は誰ですか?」と聞けば答えは「私の叔母です」のような人になる → Who。「答えに何がくるか」を先に想像すれば、間違えることはない。
What の疑問文:語順と例文
What を使った疑問文の語順はこうだ。
What + is / are / do / does + 主語 + …?
What を文頭に置いて、あとは通常の疑問文の語順(be動詞または do / does + 主語)を続けるだけだ。
be動詞を使う例:
- What is this?(これは何ですか?)
- → It’s a kiwi.
一般動詞を使う例:
- What do you want for lunch?(昼ごはんは何が食べたい?)
- → I want ramen.
Who の疑問文:2つのパターンがある
Who の疑問文には、Who が主語になる場合とWho が目的語になる場合の2パターンがある。語順が変わるので注意が必要だ。
パターン①:Who が主語になる(「誰が〜する?」)
Who 自体が「誰が」という主語の役割を果たす場合、do / does を使わず直接動詞を続ける。
Who + 動詞 + …?
- Who plays soccer?(誰がサッカーをしますか?)
- → Ken does.
- Who is that woman?(あの女性は誰ですか?)
- → She’s my aunt.
「誰が〜する?」と聞いているので、Who がそのまま主語になる。do / does は不要だ。
パターン②:Who が目的語になる(「誰を/誰に〜する?」)
「あなたは誰を〜しますか?」のように、別の主語がある場合は do / does を使った通常の疑問文の語順になる。
Who + do / does + 主語 + 動詞の原形 + …?
- Who do you sit next to?(誰の隣に座っていますか?)
- → I sit next to Hana.
- Who do you like?(あなたは誰が好きですか?)
- → I like Hana.
「誰を?誰に?」と目的語を聞いているので、主語(you)が別にある分、do / does が必要になる。
| パターン | 語順 | 例 |
|---|---|---|
| Who が主語 | Who + 動詞 + …? | Who plays soccer? |
| Who が目的語 | Who + do/does + 主語 + 動詞 + …? | Who do you like? |
まず「Who が主語か、別の主語があるか」を確認することが、語順を正しく作るための第一歩だ。
【よくあるミス】What と Who を入れ替えてしまう
答えに人がくる質問に What を使ったり、答えにものがくる質問に Who を使ってしまうミスがある。
✅ 正しい:Who is that man?(あの男性は誰?→ 答えは「人」) ❌ 間違い:What is that man?(人を聞くのに What は不自然)
✅ 正しい:What is your favorite food?(好きな食べ物は何?→ 答えは「もの」) ❌ 間違い:Who is your favorite food?(食べ物を聞くのに Who は使えない)
迷ったときは「この質問への答えは人か、それ以外か?」と一度確認する癖をつけよう。
What / Who の疑問文を作る3ステップ
ステップ① 答えに「人」がくるか「もの・こと」がくるかを考える → 人なら Who、もの・ことなら What
ステップ② Who が主語か、別の主語があるかを確認する → Who が主語なら「Who + 動詞」、別の主語があるなら「Who + do/does + 主語 + 動詞」
ステップ③ What の場合は通常の疑問文の語順で完成 → What + is / do / does + 主語 + …?
例題:「あなたは誰が好きですか?(好きなアーティストは誰?)」を英語にすると?
- ① 答えは「人」→ Who
- ② 一般動詞(like)→ do を使う
- ③ Who + do + you + like?
→ 正解:Who do you like?
まとめ
- What → もの・ことを聞く(何?)
- Who → 人を聞く(誰?)
- Who の語順は2パターン → 主語なら「Who + 動詞」、目的語なら「Who + do/does + 主語 + 動詞」
- 判断軸 → 「答えに何がくるか」で選べば迷わない
次のレッスンでは When(いつ)・Where(どこ)など、時間や場所を聞く疑問詞を学ぶ。語順は今回と同じ公式がそのまま使えるので、What / Who をしっかり押さえておくことが次のステップへの近道だ。
読んで終わりにしないで!
What と Who の使い分け自体はシンプルだが、「答えに何がくるか」を瞬時に判断する力は問題を解く練習を重ねてこそ身につく。特に長い文の中で疑問詞を選ぶ問題は、読んだだけでは対応しにくい。
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暗記じゃなく「答えに何がくるかで選ぶ」という判断軸を理解するから、When・Where・Why・How といった他の疑問詞が出てきても同じ感覚で対応できるようになる。

